Engine tuning

エンジンチューニング

HSCでは1990年代より長年にわたりハーレー、ビューエル、インディアン、ロードホッパーのエンジンチューニングも行っています。
カム交換やボアアップ、シリンダーヘッド交換やフライホイール交換まで、お客様のご要望とご予算に添い、また走り方や使用するシーンまでヒアリングし、一つ一つのチューニングパーツの及ぼすメリットだけではなくデメリットのご案内も差し上げ、最適なエンジンチューニングをご提案しています。

代表的ないくつかのチューニングパーツについて簡単にご説明いたします。
カム交換はチューンUPするパーツというよりは、得意とする回転数を変更させるパーツと言えます。
例えばミルウォーキーエイトエンジンの場合、ノーマルカムは最も低い回転域(1500~2000回転)を得意としているカムで、走りだしはとてもパワフルですが2000回転あたりからの伸びが穏やかで、幹線道路や高速道路などの走行中に追い越しなどの加速を行いたい時、ワインディングの登りで加速しようとしたときなどに物足りなさを感じます。
そんなノーマルカム特性に対し、「得意な回転数を変更する」パーツがハイカムです。
ハイカムには、2000~3000回転が得意、3000~4000回転が得意、など、様々なタイプがあります。
その中からお客様の車両の排気量、マフラーやエアクリーナーの種類により変動する排気効率に合うもののなかで、お客様の乗り方や希望にマッチするカムを選別する必要があり、ここで間違うと求めているものと違う乗り味のバイクになってしまいます。
ボアアップは純粋に排気量を上昇させるので、純粋に全ての領域でほぼ均等にパワートルクUPしますが、乗り味の特性は大きく変えません。
ただ、ボアアップによる圧縮比変化には注意する必要があり、こちらも間違えると希望した乗り味にならなくなってしまうので注意が必要です。
弊社ではボアアップはカム交換し低回転の力強さが落ちた車両に対し、排気量UPでその落ちたトルクを補完することで低回転域でのストレスを低減させ、より幅広い回転で使いやすく力強い乗り味を生み出す際にご提案します。
ストロークUPはクランクを交換し、ピストンのストロークを増やすチューニングでして、まず排気量が上がるので最大馬力の向上に寄与します。
また、ストロークが増える=鼓動感(振動)も増えるので、ハーレーでイメージされる「突き上げられるような、後ろから押されるような鼓動感」が増します。
ただ、吸排気やカムの選別、ボアの容量から適切な圧縮比を導き出し、乗りやすくもパワフルなエンジンに仕上げるためにストローカークランク化には知識と経験が必要です。

そして、全てのエンジンチューニングにはシャーシダイナモを使用し最適な燃料を送れるようきめ細やかなセッティングを施すことが不可欠で、「セッティング怠る=エンジンを壊す」と言っても過言ではありません。

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